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現場で働く人の給料電卓

建設・施工管理2026年度版

更新・令和8年度(2026年度)の料率と税額表で計算

年間休日と手取りの関係休みが少ないと、時給と残業代はいくら下がるか

同じ月給でも、年間休日が少ない会社ほど「月の所定労働時間」が長くなり、残業代のもとになる1時間あたりの賃金が下がります。 休みの取り方ごとに、1時間あたりの賃金・残業代・手取りを計算して並べました。

年間休日と手取りの表

例:月給(基本給+手当)300,000円・1日8時間・残業 月45時間・35歳・東京都・扶養なし・賞与なし

表は横にスクロールすると、ほかの列も見られます →

年間休日ごとの所定労働時間・1時間あたりの賃金・残業代・手取り
年間休日1時間あたり手取り(月)残業代(45時間)残業込みの時給月の所定1年に働く時間
120日土日も祝日も休み1,837円312,639円103,338円1,936円163.3時間2,500時間
110日土日休み・土曜は月1〜2回出勤1,765円309,140円99,265円1,857円170時間2,580時間
105日土日休み・祝日は出勤(4週8休)1,731円307,702円97,375円1,820円173.3時間2,620時間
90日もっと少ない(日曜と祝日だけ など)1,726円307,423円97,095円1,815円173.8時間*2,626時間

*1日8時間で年間休日90日だと、計算上は月183.3時間になりますが、週40時間を超える分は法律上は残業になるため、所定は上限の月173.8時間で止めています(その分は残業代の対象)。概算です。

年間休日120日と105日では、休みが年15日違い、同じ月給・同じ残業時間でも手取り(月)が4,937円違います。自分の条件は施工管理の手取り計算の「休みの取り方」で確かめられます。

休みが少ないと、時給が下がるしくみ

  1. 月の所定労働時間=(365日 − 年間休日)× 1日の勤務時間 ÷ 12か月。休みが少ないほど長くなります。
  2. 1時間あたりの賃金=月給 ÷ 月の所定労働時間(労働基準法施行規則19条1項4号)。同じ月給なら、所定が長いほど下がります。
  3. 残業代=1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 1.25。1時間あたりが下がると、同じ時間の残業でも残業代が減ります。

つまり、年間休日が少ない会社では「出勤する日が多い」うえに「残業1時間あたりの残業代も少ない」ことになります。月給だけで比べると、この差は見えません。

週休2日・4週8閉所・4週8休の違い

国土交通省の資料では、建設現場の休日の形を次のように分けています。

  • 週休2日:1週間のうち土日祝日(またはその週の振替日)の2日以上、建設現場などを閉所すること
  • 4週8閉所:4週間のうち、その期間に含まれる土日祝日に相当する日数分、建設現場などを閉所すること
  • 4週8休:現場の閉所によらず、交代勤務などで、働く人一人ひとりが週休2日(4週8休)を確保すること

「現場が閉まっている(閉所)」と「自分が休めている(休日)」は別のことです。現場が4週8閉所でも、書類仕事で出勤していれば自分の休みにはなりません。

出典:国土交通省「休日確保の考え方について」(週休2日・4週8閉所・4週8休の定義)(PDF)(新しいタブで開きます)(確認日:2026年10月1日に原文で再確認)

建設業の年間休日の平均

厚生労働省の「令和6年就労条件総合調査」(従業員30人以上の会社)では、建設業の労働者1人平均の年間休日総数は117.9日でした。これは会社の規定上の日数で、実際に休めた日数ではありません。 現場では週休2日が確保できていないこともあるため、このサイトの計算ツールは、休みの取り方が分からないときは年間休日105日を目安にしています。

出典:厚生労働省「令和6年就労条件総合調査」第7表 産業別の労働者1人平均年間休日総数(e-Stat)(新しいタブで開きます)(確認日:2026年9月30日)

自分の年間休日の数え方

  • 会社の年間カレンダー(休日カレンダー)があれば、休みの日を数えます。
  • 就業規則や労働条件通知書(雇用契約書)に「年間休日◯日」「休日:土日祝・夏季・年末年始」などと書いてあります。入社したときの求人票にも書いてあることが多いです。
  • 実際には休日出勤で休めていない日がある場合、その日の分は休日出勤(法定休日なら35%増し、そうでなければ週40時間を超えた分は25%増し)として残業代の対象です。

よくある質問

年間休日が少ない会社は、違法なの?

年間休日の日数そのものに決まった下限はありません。ただし、毎週少なくとも1回(または4週間で4日以上)の休日が必要で(労働基準法35条。国土交通省の資料でも「毎週少なくとも1回、又は4週間を通じ4日以上」と説明)、週40時間を超えて働いた分は時間外として残業代が必要です。 休みが少なくても残業代がきちんと払われていれば、それだけで違法とは言えません。

1日の勤務時間が7.5時間の会社は?

1日の勤務時間が短いと、所定労働時間も短くなり、1時間あたりの賃金は上がります。施工管理の手取り計算の「1日の勤務時間」に7.5と入れて確かめてください。

出典と確認日

次の一手

休みの日数も、働く場所を比べる物差しの一つです

月給が同じでも、年間休日で1時間あたりの給料は変わります。自分の休みの取り方と明細の数字を入れて、残業代と手取りを確かめてみてください。

休日出勤が多い人は、残業の上限(時間外+休日で毎月100時間未満)に収まっているかもあわせて確かめておくと安心です。