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現場で働く人の給料電卓

介護2026年度版

更新・令和8年度(2026年度)の料率と税額表で計算

介護職の年収別手取り早見表|介護職員・介護福祉士の年収350〜600万円の手取り(月・年)と、その年収になる月給

求人に書かれた「年収400万円」や、年末にもらう源泉徴収票の金額を見て、毎月いくら手元に残るのかが気になったことはありませんか。年収(額面・賞与込み)から、1年と1か月の手取りを一覧にしました。表の数字は、このサイトの介護職の手取り計算と同じ計算で出しています。前提(年齢・地域・夜勤の回数・賞与の月数)が違う人は、ツールに自分の明細の数字を入れると、自分の条件での目安(概算)が分かります。

年収別の手取り

この表の前提

  • 年齢35歳(介護保険料なし)
  • 東京都(協会けんぽ)
  • 扶養なし
  • 月給=基本給+処遇改善の手当+資格手当など、毎月決まって出る手当の合計
  • 夜勤 月4回(夜勤手当1回6,000円。深夜割増は法律の目安〔夜10時〜朝5時に6時間・25%〕を別に足す)
  • 賞与は年2回・合計で月給の2か月分
  • 月の所定労働時間 173時間
  • 残業・休日出勤・通勤手当なし
前提を変えて自分の数字で計算

手取り(月)は賞与のない月の額。手取り(年)は賞与を含み、年末調整で戻る所得税も入れた額表は横にスクロールすると、月給・総支給も見られます →

介護職の年収別 手取り早見表(年収350〜600万円・夜勤 月4回・賞与 月給の2か月分)
年収手取り(月)手取り(年)賞与1回の
手取り
月給
(基本給+手当)
総支給(月)
350万円199,551円2,792,100円182,417円222,800円254,528円
375万円212,674円2,978,196円196,479円240,100円272,428円
400万円225,909円3,164,498円210,771円257,500円290,431円
425万円241,469円3,378,818円220,177円274,800円308,331円
450万円254,615円3,564,948円234,032円292,200円326,335円
475万円267,748円3,750,128円247,927円309,500円344,235円
500万円280,943円3,936,530円256,218円326,900円362,238円
525万円293,285円4,121,710円269,679円344,200円380,138円
550万円304,759円4,285,564円283,273円361,500円398,038円
575万円319,503円4,490,732円290,353円378,900円416,042円
600万円330,636円4,654,086円303,515円396,200円433,942円

概算です。年収は、上の前提で年収がその額になる月給(100円単位)を逆算して計算しています(差は1,500円未満)。総支給(月)は、月給に夜勤の分(夜勤手当と深夜割増の目安)を足した額です。社会保険料は、この月の総支給が毎月続くとした標準報酬月額で計算しています。住民税は前の年も同じ給料だったとした概算です。

この前提で年収を約348万円より低くすると、月給(基本給と毎月の手当)を月の所定労働時間173時間で割った額が、東京都の最低賃金(令和8年度 1,280円)より低くなります。そのため、表は350万円から載せています。最低賃金と比べるときにどの手当を入れるかは、介護職の時給別 手取り早見表のよくある質問にまとめています。

表の前提と読み方

  • 年収は額面(税金や保険料を引く前)で、賞与を含みます。「(月給+夜勤の分)× 12か月 + 賞与」です。
  • 月給は、基本給と、処遇改善の手当・資格手当など毎月決まって出る手当の合計です。夜勤手当・深夜割増は含みません。
  • 夜勤の分は、夜勤手当1回6,000円と、法律の深夜割増の目安(1時間あたりの賃金 × 25% × 6時間)を4回分足しています。職場によって夜勤手当の額や、深夜割増の払い方は違います。
  • 手取り(月)は、総支給から健康保険・厚生年金・子ども・子育て支援金・雇用保険(一般の事業の率)・所得税(月額表の甲欄)・住民税(概算)を引いた額です。賞与のない月の額です。
  • 手取り(年)は、賞与の手取りを含み、所得税は年末調整で精算した後の額です。令和8年分は、基礎控除の引き上げが年末調整で反映されるので、この表の前提では「手取り(月)× 12 + 賞与1回の手取り × 2」より約3万〜8万円多くなります。
  • 賞与1回の手取りは、賞与から社会保険料と所得税を引いた額です(賞与から住民税は引きません)。引かれる額のしくみは介護職のボーナスの手取りで説明しています。

夜勤の回数と賞与の月数は、職場によって大きく違います。このページで使った国の統計(賃金構造基本統計調査・介護従事者処遇状況等調査)には夜勤の回数の平均が無いので、ここでは月給別の早見表の真ん中の列と同じ「月4回」にしました(夜勤なし・月8回は次の節で比べます)。賞与の「月給の2か月分」は、国の統計(令和7年賃金構造基本統計調査)で、介護職員の1年間の賞与が毎月の所定内給与(残業代などを除いた給与)のおよそ2.1か月分だったことに合わせています。

40歳以上は介護保険料がかかり、扶養家族がいると所得税が下がるなど、前提が変わると手取りも変わります。自分の条件は介護職の手取り計算で確かめてください。

年収400万・500万円になる月給は?(夜勤の回数別)

同じ「年収400万円」でも、夜勤が多い職場なら基本給がそれほど高くなくても届き、夜勤のない職場では月給そのものが高くないと届きません。賞与を月給の2か月分として、その年収になる月給(基本給+毎月の手当)を夜勤の回数ごとに逆算しました。

その年収になる月給(夜勤の回数別・賞与は月給の2か月分)
年収夜勤なし:月給夜勤 月4回:月給夜勤 月8回:月給
400万円285,700円手取り(年)3,186,742円257,500円手取り(年)3,164,498円230,800円手取り(年)3,170,610円
450万円321,400円手取り(年)3,557,508円292,200円手取り(年)3,564,948円264,600円手取り(年)3,542,966円
500万円357,100円手取り(年)3,928,286円326,900円手取り(年)3,936,530円298,300円手取り(年)3,943,122円
550万円392,900円手取り(年)4,319,690円361,500円手取り(年)4,285,564円332,000円手取り(年)4,292,178円
600万円428,600円手取り(年)4,647,000円396,200円手取り(年)4,654,086円365,700円手取り(年)4,661,090円

年の手取りは、夜勤の回数が違ってもほとんど変わりません(年収400万円で3,164,498〜3,186,742円)。年収が同じなら、引かれる社会保険料と税金もほぼ同じになるからです。夜勤なし(日勤のみ)で年収400万円にするには、この前提で月給約28.6万円、500万円なら約35.7万円が目安です。

夜勤1回の深夜割増が法律の目安に届いているかは介護の夜勤手当の計算方法で、夜勤の回数に法律の上限があるかは介護の夜勤は月何回まで?で確かめられます。

賞与が多い職場と少ない職場で、毎月の手取りはどう違う?

求人の年収が同じでも、賞与の多い職場と、賞与が少なく月給の高い職場とでは、毎月の暮らしに使えるお金が違います。夜勤を月4回として、賞与の月数だけを変えて比べました。

賞与の月数を変えたときの手取り(夜勤 月4回)
年収賞与月給手取り(月)賞与1回の手取り手取り(年)
400万円なし299,000円261,567円—3,168,784円
月給の2か月分257,500円225,909円210,771円3,164,498円
月給の4か月分226,100円200,108円370,044円3,175,296円
500万円なし379,500円323,980円—3,942,600円
月給の2か月分326,900円280,943円256,218円3,936,530円
月給の4か月分287,000円246,881円459,682円3,933,850円

年収400万円の場合、賞与なしなら毎月の手取りは約26.2万円ですが、賞与が月給の4か月分なら約20.0万円です。1年の手取りは、賞与なし・2か月分・4か月分で約316万〜318万円と、ほとんど変わりません(差は10,798円)。賞与が多い職場では、毎月の手取りが少ない分を、夏と冬の賞与で受け取る形になります。

賞与は、会社の業績や本人の評価で額が変わることがあり、在籍の条件がついていることもあります。毎月の支払い(家賃やローン)を考えるときは、手取り(月)の列を目安にすると安全です。

介護職の平均年収と手取りは?(国の統計から計算)

自分の年収が多いのか少ないのか、比べる相手が欲しくなることがあります。国の統計(厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」)には「介護職員(医療・福祉施設等)」と「訪問介護従事者」という職種があります。2025年6月の毎月の給与と、前の年(2024年)の1年間の賞与から年収を計算し、手取りの目安も出しました。

介護職員・訪問介護従事者の平均年収(統計の数字から計算)と手取りの目安
職種平均年齢毎月の給与(6月)1年間の賞与年収(計算)手取り(年・目安)
介護職員(医療・福祉施設等)45.3歳277,700円547,800円約388万円約306万円
訪問介護従事者51.2歳281,600円439,700円約382万円約302万円
  • 毎月の給与は、統計の「きまって支給する現金給与額」です。基本給・手当・残業代・通勤手当などを合わせた、税金や保険料を引く前の額(6月分)です。
  • 1年間の賞与は、統計の「年間賞与その他特別給与額」で、前の年の1〜12月に払われた賞与などの合計です。
  • 年収は、毎月の給与 × 12 + 1年間の賞与 で、このサイトが計算した額です(統計が年収を出しているわけではありません)。
  • 手取りは、東京都・扶養なし・平均年齢の歳(45歳・51歳。どちらも介護保険料がかかる年齢)で計算しました。統計の給与から通勤手当を分けて取り出せないので、全額に税金がかかるとして計算しています(手取りは少し控えめに出ます)。

この統計の対象は、民営の事業所(企業規模10人以上)で働く「一般労働者」(短時間で働く人を除いた人。正社員でない人も入ります)です。介護福祉士の資格がある人も、資格のない人も、同じ職種に入っています。介護職員(医療・福祉施設等)には、障害者支援施設の生活支援員なども入ります。平均は、給与の高い一部の人に引っぱられて、真ん中の人より高く出やすい数字です。介護職員の毎月の所定内給与(残業代などを除く)は、平均262,900円に対して、真ん中の人は255,600円でした。

平均の年収(約388万円)は、この表の375万〜400万円の行のあいだにあたります。なお、この統計は2025年6月の給与なので、2026年6月の処遇改善加算の拡充の分は入っていません。拡充で何が変わったかは処遇改善手当は自分にいくら?にまとめています。

介護福祉士の年収の目安と手取りは?(国の調査の月の給与から計算)

上の統計は資格で分けていないので、介護福祉士の数字は、厚生労働省の別の調査(「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」)で見ます。この調査は年収を出していません。出しているのは、処遇改善加算を取っている事業所で月給・常勤で働く介護職員の、2024年9月の1か月あたりの「平均給与額」です。

月給・常勤の介護職員の平均給与額(2024年9月・1か月あたり)と、12倍した参考の額
区分平均勤続年数月の平均給与額(調査の数字)12倍した額(このサイトの計算・参考)
介護職員(全体)9.5年338,200円約406万円
介護福祉士の資格がある人10.4年350,050円約420万円
資格のない人5.8年290,620円約349万円

この「平均給与額」は、基本給・手当(処遇改善の手当・通勤手当・家族手当・残業や夜勤の手当なども入ります)に、4〜9月に払われた賞与などを6で割った分を足した、1か月あたりの額です。12倍した額は、9月の給与が1年続き、残りの半年も同じくらいの賞与が払われたとした、このサイトの計算です。通勤手当や残業・夜勤の手当も入っているので、求人の「年収」や源泉徴収票の金額とは同じ物差しではありません。

12倍した額(約420万円)がそのまま年収だとすると、この表と同じ東京都・扶養なし・夜勤月4回・賞与2か月分の前提で、介護福祉士の平均年齢に近い46歳(介護保険料がかかる年齢)なら、手取り(年)は約331万円、賞与のない月の手取りは約23.6万円です。

資格のある人とない人では平均勤続年数も違う(10.4年と5.8年)ので、この差がすべて資格によるものではありません。また、調査の対象は2023年9月と2024年9月の両方に同じ事業所にいた人で、1人が複数の資格を持っていれば、それぞれの資格の行に数えられています。

前の節の約388万円と数字が違うのは、調べた時期(2025年6月と2024年9月)、対象(民営の事業所〔企業規模10人以上〕の一般労働者全体と、処遇改善加算を取っている介護事業所の月給・常勤の人)、賞与の数え方(前の年の1年分と、4〜9月の半年分)が違うからです。どちらも、2026年6月の処遇改善加算の拡充より前の数字です。

40歳からは、介護保険料の分だけ手取りが減る

40歳から64歳までの人は、健康保険料と一緒に介護保険料が引かれます。国の統計では介護職員の平均年齢は45.3歳です。表と同じ月給・夜勤・賞与のまま年齢だけを45歳にすると、1年の手取りは次のくらい少なくなります。

  • 年収350万円:約2.5万円少ない(45歳の手取り(年)2,767,332円)
  • 年収400万円:約2.8万円少ない(45歳の手取り(年)3,136,276円)
  • 年収450万円:約3.0万円少ない(45歳の手取り(年)3,534,514円)
  • 年収500万円:約3.4万円少ない(45歳の手取り(年)3,902,356円)
  • 年収550万円:約3.7万円少ない(45歳の手取り(年)4,248,964円)
  • 年収600万円:約3.9万円少ない(45歳の手取り(年)4,615,002円)

介護保険料は、健康保険と同じように会社と半分ずつ負担し、賞与からも引かれます。自分の年齢での手取りは介護職の手取り計算で確かめられます。

よくある質問

夜勤なし(日勤のみ)だと、年収はどのくらいになる?

夜勤がない人は、年収のほとんどが月給と賞与です。この表と同じ前提(賞与は月給の2か月分)なら、年収400万円には月給約28.6万円、450万円には約32.1万円が目安です(夜勤の回数別の表)。賞与のない月の手取りを月給から見たい人は、介護職の月給別 手取り早見表の「夜勤なし」の列を見てください。

年収300万円だと、手取りはいくら?

夜勤なし・賞与なしで月給25万円の人(年収300万円)なら、この表と同じ東京都・35歳・扶養なしの前提で、手取り(年)は約240万円、毎月の手取りは約19.7万円です。夜勤や賞与がある人は、月給が低くても同じ年収になり、毎月の手取りは変わります。自分の明細で確かめたい人は介護職の手取り計算を使ってください。

介護職の年収の中央値(真ん中の人)は?

国の統計(令和7年賃金構造基本統計調査)に、介護職員の年収の中央値はありません。あるのは、毎月の所定内給与(残業代などを除く)の真ん中の人の額で、介護職員(医療・福祉施設等)は255,600円、訪問介護従事者は262,300円でした。どちらも平均(262,900円・267,300円)より少し低い額です。

処遇改善の手当は、年収のどこに入る?

毎月の給料で払われる処遇改善の手当は、この表では月給に入れて見てください(基本給+処遇改善の手当+資格手当など)。賞与や一時金の形で払われる分は、賞与の側に入ります。手当がいくら手取りに残るかは処遇改善手当は自分にいくら?、賞与から引かれる額は介護職のボーナスの手取りにまとめています。

求人の『年収』と、この表をどう比べればいい?

求人に書かれた年収は、夜勤の回数や賞与の月数を決めて計算した見込みのことがあります。比べるときは、月給(基本給と毎月の手当)、夜勤手当の1回の額と月の回数、賞与の月数に分けてみて、夜勤の回数別の表や賞与の月数の表と照らすと、毎月の手取りの違いが分かります。

会社の健康保険組合に入っている場合は?

この表は協会けんぽ(東京都)の料率で計算しています。健康保険組合は料率が違うので、手取りも少し変わります。

次の一手

表は前提つきの目安です。自分の明細で確かめましょう

同じ年収でも、年齢・扶養・住む場所・夜勤の回数・賞与の月数で、毎月の手取りは変わります。給与明細の数字を入れると、表との差がはっきりします。

賞与の明細で引かれた額や、夜勤1回の深夜割増が法律の目安に届いているかも、あわせて確かめておくと安心です。

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出典と確認日

社会保険料・税金の料率と税額表(確認日:2026年9月29日)

介護の雇用保険料率と、割増賃金の決まり

確認日:2026年10月1日。制度や料率が変わったときは、計算と解説を見直します。計算結果は概算(目安)です。

平均年収・平均給与額の統計と、最低賃金(表の始まりの理由)

制度や料率が変わったときは、計算と解説を見直します。計算結果は概算(目安)です。